第二種電気工事を合格まで

第二種電気工事士を独学で合格した冒険の書

電気系の資格は世の中に多くありますが、国家資格でもある第二種電気工事士は電気系の仕事をする上で非常に役立つ資格です。

 

その第二種電気工事士ですが、なんとか独学で無事に合格することができました。

 

 

第二種電気工事士は設備系の資格で、設備の保守点検などをやる人、また、これから転職したりでやりたい人には必須と言われる資格です。

 

電気系資格の入門編という感じでもあるので、誰でも受験できますが、無勉強では受からないですし、しっかり勉強をすれば誰でも受かる資格でもあります。

 

 

でも、その道のりは意外と険しかったです…

 

というのも僕自身、フィールドエンジニア(サービスエンジニア)として働いており、家に着くのはかなり不定期です。

 

しかも家から会社までドアtoドアで1時間30分というドMな生活です。

 

最短で19時00分、遅いと日を跨いで0時30分という感じです(泣)

 

 

時間を上手に捻出しないと勉強などできないという感じです。

 

そんな僕が、どうやって合格できたのかを紹介していきます。

管理人からのご挨拶

ご訪問、ありがとうございます。

 

管理人のまーしと申します。

 

簡単にですが、自己紹介です。

 

 

名前:マサシ
マーシと呼ばれています。麻薬はやってないよ(笑)

 

年齢:31歳
貴重な新卒というカードを利用して、あまり人気の無い設備点検の仕事をしている大手の会社に入社しました(笑)

 

ちなみに、30歳の時に中小企業に転職しました。

 

転職した理由は後ほど詳しく書きますが、簡単に言うと残業が多すぎたことと家庭の事情です。

 

住まい:愛知県在住
会社の都合で三重にも住んでいましたが、すぐに愛知県に戻ってきました。

 

ちなみに転職後、愛知県の豊橋市に配属されて今は名古屋で働いています。

 

仕事:フィールドエンジニア
ずっと設備系のフィールドエンジニアをやっています。

 

前職で、愛知県から三重県に転勤になってそちらに住んでいたのですが、夜勤があまりにも多く、子供が産まれたばっかだったのに全然顔が見れなくて、辛い…

 

なんか全然幸せ感じない…

 

これでは幸せな生活なんで無理だなと思って転勤3ヶ月で退職。

 

 

子育ての観点などから、今も設備系のフィールドエンジニアとして働いています。

 

でも、今は愛知県内で通勤しています(笑)

 

以前は愛知県の安城市という田舎から豊橋市という愛知県の端に通勤していて、今は名古屋に通勤しています。

 

豊橋方面は電車も混んでなく毎日座れましたが、今は立つのがデフォルトですね。。

 

通勤時間はドアtoドアで1時間くらい掛かってしまいます。

第二種電気工事士をとらなければいけなかった切実な意味と、価値

第二種電気工事士を取ろうと思ったのは結構前からで、前の仕事をしているときからでした。

 

まぁ転職がリアルな感じになった時に、設備系の転職なら有利になるのだと思ったのが一番のきっかけです。

 

僕の場合は転職活動をしている最中、隙間時間にテキストを読む程度のことはして筆記試験は受かりましたが、実技試験に一度落ちています…(泣)

 

ただ落ちた僕でも今の会社は採用してくれました、本当にありがとう!!

 

まぁ転職活動当時は、正直なところあまり本気で勉強していなかったです。

 

給料に関しては全然不満無かったですし(笑)

 

取ったのは転職をしてからです。

 

2回目の実技試験対策は、正直本気でやりました!!

 

というのも、今の職場では資格を取れば資格手当てがもらえるからです。

 

僕が働いている会社は、毎月4000円資格手当てがつきます。

 

他の会社は詳しくは知らないのですが、求人などを見ると同業種で概ね2000円~3000円程らしいので、僕は若干恵まれているのかなと思っています。

 

 

ちなみに前職の給料は、かなり夜勤や残業とかあったので年収は600万くらいだったのですが、転職してからは残業が減って年収470万円くらいです(泣)

 

今年は資格を取ってベースアップしたし、残業も増えたので500万いくかなぁと思っています。

 

家族を養わないといけないし(切実!!)

 

 

ちなみに、前職の基本給と今の基本給は、意外と1万円くらい減っただけでした。

 

後々は二級電気工事施工管理技師に合格し、管理側に回りたいです。

 

僕の今働いている会社は、そんなに大きな現場での施工管理の仕事はしていなく、管理をしている人たちはみんな楽しそうですし。

 

 

また、電験3種を資格をとっていけば、今の職場で年収500万~600万くらい全然いけると思っています。

 

それには結構な努力が必要ですが、今はしっかりと実務を積むことが一番大事だと思いますので勉強は保留中です。

 

 

今の、そこそこの残業時間で年収470万は、前職の半端ない残業時間での年収600万円なんかより全然意味があると、個人的には思います。

 

…本音を言うと、ノー残業で年収500万円が理想ですが。

 

 

今の会社は資格を取れば毎月の給料は増えるので、第二種電気工事士は年収500万円(できればノー残業)の生活を勝ち取る第一歩になったと感じており、非常に価値のある資格を取ったと思っています。

第二種電気工事士の勉強はどれくらいやったか…

第二種電気工事士を取る際に、僕が費やした時間は、

 

筆記対策:3ヶ月

 

実技対策:2ヶ月

 

くらいです。

 

 

ちなみに僕は、もともと設備系の仕事をしていたのである程度電気の知識はありましたので筆記試験の対策は割りと簡単でした。

 

勉強を主に電車通勤の時間を利用しただけです。

 

通勤時間の電車移動の時間が、1日往復で約90分あるので、その時間でテキストを読むのがほとんどで、テスト前1週間は机に向かって過去
問をやったという感じでした。

 

 

ただ、実技は意外とてこずりました。

 

実技は本当に慣れだと思ったと同時に、1回でいいからだれかに添削してもらったら良かったのかなと思いました。

 

この辺はまた違うページで紹介します。

 

 

第二種電気工事士は、受かるのは簡単です。

 

でも簡単は、「easy」の簡単ではなくて「sinple」の簡単です。

 

正しい方法で勉強すれば、誰でも受かる試験だとも今は感じています。

 

 

ただ、ある程度電気がわかってる人と、全くの素人では勉強の仕方は違います。

 

まずは下の記事を読んで下さい。

 

>>出題傾向をまずはチェック!!第二種電気工事士の正しい勉強方法

実際に資格を取って変わること

まず、第二種電気工事士をとると、世間的に良いとされていることが以下の3つです。

 

 

1、給料が上がる

 

設備点検の仕事や電気工事士の人が取る資格ですが、その業種で働いているとほとんどの場合、資格手当てがもらえます。

 

設備点検の会社では2000~4000円/月
電気工事関係では4000~6000円/月

 

といったところが平均的な資格手当ての相場です。

 

ちなみに僕は、今の設備点検の会社で月4000円のベースアップを確保しました(^_^)

 

 

2、職探しに有利

 

第二種電気工事士を活かす仕事は、設備の点検業務や電気工事士になります。

 

今の日本は人手不足の影響もあって、上の業種でももれなく人材不足です。

 

しかし、人手不足には「ロクな人材がいない」という側面があるみたいです。

 

そんな中で第二種電気工事士を持っていると「少なくともロクな人材」くらいに採用の人は思っているみたいです。

 

※会社の面接した人が言っていました。ちなみに僕が面接受けた時は、資格は持ってませんでした(笑)

 

人が欲しい企業側にとって、ロクな人材は結構貴重な人材らしく、職探しには非常に有利になります。

 

 

3、.転職ができるという安心感

 

僕は転職して約2年が経ちました。

 

今では、転職してよかったと思っていますし、同僚もいい人が多いので(いい人ばかりとは言わない(笑))、ずっと働きたいとも思っています。

 

しかし今の時代、経営者が変わって働きづらくなるという可能性もあります。

 

また、全国展開の会社だと転勤というリスクもあります。

資格を取って変わったこと

個人的に変わったことも紹介します。

 

ざっと3つあります。

 

 

1つ目は、月4000円ながら給料のベースアップに成功したことです。

 

正直なところ転職して給料が下がることは覚悟の上でしたが実際下がると不安は結構あります。

 

でも、頑張って資格を取れば会社は評価してくれるし、給料が上がる(残業以外で)喜びは時間が経ってからふつふつと沸いてきています。

 

僕は独学でやって、工具を含めて約5万円で試験を受けました。

 

今の会社に居続けるとして、1年ちょっと働けば元がとれます。

 

 

2つ目が、国家資格を持っているという心の拠り所があるということです。

 

まぁ、前項の「職探しに有利」「転職ができるという安心感」の部分です。

 

前の仕事をしている時は、確かに給料は高かったです。

 

でも、残業代で稼いでいるという状態で、命を削って稼いでいました。

 

自分には特別能力や資格は無いけど、命を削っている分給料だけが高い…。

 

この状態って、結構精神が不安定なんですよね。

 

でも今は、命を削って働いていない分給料は前より安いけど、資格を取るのも仕事のうちだし、資格を取れば仕事に活きます。

 

第二種電気工事士に関しては結構求人もあるので、今の仕事は合わないのなら辞めるという選択しもできます。

 

この心の拠り所は結構デカイなと感じてます。

 

 

3つめが、国家資格を受けることに前向きになったことです。

 

第二種電気工事士に受かったことで、給料が月4000円も上がりました。

 

月々の給料が下がった僕としては貴重なお金です。

 

ということで、他の資格を取って、資格手当てをもらおうという気持ちになりました。

 

なので、第二種電気工事士を取ってから危険物取扱者乙種4類(いわゆる乙4)も勉強して取りました。

 

この資格手当ては月2500円で第二種電気工事士よりは少ないですが、無いよりはあった方が絶対にいいですしとって良かったです。

 

最近、たまたまお客さんと火災の話になった際に、乙4の知識が役に立ったところでしたし。

 

また、これからどんどん歳をとっていって10年後には僕は40歳を越えます。

 

年を取る不安はちょっとだけあるので、取り急ぎではないですが電検3種やエネ管なども受験しようと思っています。

 

※上位資格の第一種電気工事士はあまり前向きではありませんが(笑)

 

こう思えたのも、第二種電気工事士に合格できたからだと思っています。

第二種電気工事士をとれば選択肢が広がる

第二種電気工事士をとれば、僕のように給料が上がる人も入れば、転職をしてステップアップや、業種を変えること(設備点検系や電気工事士なら間違いなくプラスになる)も可能ですし、資格をとることにより一人親方として独立することも可能です。

 

※独立に関しては、僕は全く考えていませんが(笑)

 

独立に関してはちょっとレベルが高そうですが、僕たちが生活していく中で電気は欠かせないものです。

 

第二種電気工事士を持っていれば今の人手不足のご時勢、とりあえず職には就けるという安心感があります。

 

今の会社をやめる気は今のところ全然無いですが、辞めないといけないことがこの先でてくるかもしれません。

 

そんな時に、この資格は大いに役に立ってくるでしょう。

 

 

もし電気の業界でこれから働きたい、もしくは電気の業界に従事していてステップアップしたいと考えてる人は、第二種電気工事士は必ずプラスになります。

 

また、とりあえず職に就けるという保険のようなものとして安心感を得られます。

 

前向きに資格所得を検討してみてはいかがでしょうか??

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