第二種電気工事を合格まで

第二種電気工事士を取る大きなメリットは2つあります

第二種電気工事士をとる大きなメリットは二つあります。

 

1つ目が、電気業界なら就職が容易であり、特に不景気時でも再就職には大いに役立ちということです。

 

2つ目が、会社でのベースアップが狙えることで、年収で言ったら300万円程度は確保できるようになることです。

 

順を追って説明します。

1、電気業界の就職が容易になること。(食いっぱぐれがない)

第二種電気工事士を生かせる仕事はたくさんありますが、僕が一番強いなと感じているのが景気に左右されにくいメンテナンスにも生かせる資格ということです。

 

もちろん電気業界にも新築工事などは景気敏感系の仕事です。

 

一例ですが、下記のような仕事が景気敏感な仕事です。

 

・エアコンの配線
・通信設備の工事
・コンセントの増設
・照明配線回路の変更作業

 

 

対照的に、不景気時でもに強いメンテナンスの仕事で第二種電気工事士が活かせるのは以下のような仕事です。

 

・分電盤の点検作業
・エアコン、冷蔵庫、洗濯機の点検、修理
・通信設備の点検、保全
・大型施設(空港やショッピングモール)の電気設備維持管理
・電車等の点検、保全
・送風機、排気ファンの点検
・ビルの管理(ビルメン)

 

どの仕事も将来にわたって無くならないと思われる仕事ばかりだと感じますね。

 

最終的には 人の手作業によって仕事が完結するので不況でも一定数求人があることもうなずけます。

 

人の役に立つ仕事をしている実感を得て働けるのも個人的にはいいなと感じるポイントです。

 

このような仕事の中には、未経験でもオッケーな求人もありますが、第二種電気工事士を必須としている求人もあります。

 

ただ未経験でもオッケーな場合だと、「20代までが望ましい」など年齢制限があります。

 

やはり「電気の仕事に興味があり、やる気がある」等のアピールするために資格は取っといた方がベターです。

 

特に30歳以上ならば年齢制限が絡んでくるのでは取っておきたいですね。。

 

 

また、最近では上記のようなブルーカラーの仕事自体が、業界的に人手不足です。
※スーツを着てスタバでコーヒーを飲みながMACを使って仕事をするようなホワイトハイカラーな仕事の方がみんな好きなんです(大いに偏見有り)

 

ホワイトカラーの仕事は、どちらかというと景気敏感な仕事になります。

 

そのような仕事に比べれ現場に出て仕事をするブルーカラーの人の方が就職や転職が容易なのはいうまでもありません。

2、会社でのベースアップが狙える

1の仕事をざっくり振り分けると、個人的には電気工事士業界と設備メンテに振り分けます。

 

電気工事士業界では第二種電気工事士は必須で、持っていないと仕事は出来ないと言っても過言ではありません。

 

未経験で未資格でも、若ければ採用されることは普通にあります。

 

でも見習いとして扱われ、年収は300万円を越えないこともあります。

 

関連:第二種電気工事士を持っていたtら年収はどのくらい

 

第二種電気工事士は必須ということもあり、資格手当てがかなり多くもらえ、その分給料のベースアップが狙えます。

 

 

一方の設備メンテ業でも、電気工事業と、比べれば少ないですが資格手当てがもらえる会社が多いです。

 

設備メンテ業の底辺(泣)と呼ばれている独立系のビルメンでも、無資格だとおおよその年収は250万円で、資格手当こそが命綱です。

 

ビルメン資格手当

 

ビルメン4点セットと言われている資格は、勉強しないと取れない程度のレベルですが、勉強すれば誰でも受かるレベルの資格です。

 

この中で第二種電気工事士は、難易度に対して資格手当額のコスパがいいです。

 

設備メンテ業でも、第二種電気工事士の資格手当額が無視できない金額で、同様にベースアップが狙えます。

僕に起きたメリットは??

第二種電気工事士は、最低限の給料がもらえる仕事に就けるために有効な資格です。

 

僕の場合は人生の保険のようなイメージですね。

 

ちなみに僕に起きたメリットはというと、3つあります。

 

 

1つ目が給料のベースアップです。

 

給料が4000円/月増えて本当に助かっています。

 

 

2つ目が、今の仕事が合わないなら転職できるだろうと考えられうようになったことです。

 

今の仕事にすがらなくていいと考えて仕事をしているので、依然と比べて働くことに対して前向きに考えられるようになりました。

 

 

3つ目が、勉強癖がついたことです。

 

僕が机に向かって勉強するのは大学入試とか大学のテスト前とかそのくらいだったのですが、乙4などの他資格も(ベースアップという餌に連られ)積極的に勉強するようになっています。

 

現在では、乙四と工事担任者(AI3種)に合格しました。

 

将来的には施工管理者や電検3種も検討中です。

 

 

この辺のことは、トップページにも詳しく書いていますのでよかったら読んでみてください。

まとめ

第二種電気工事士は、最低限の給料がもらえる仕事に就けるために有効な資格です。

 

働き口の確保が簡単になる、人生の保険という位置づけがしっくりきます。

 

メリットとしては以下の2点です。

 

1、電気業界の就職が容易になること。(食いっぱぐれがない)

 

2、会社でのベースアップが狙える

 

 

ということで、人生の保険と言う位置づけで資格を取ることがオススメです。

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