仕事が忙しい人の勉強方法
第二種電気工事士を取りたい人には色々な理由があると思いますが、忙しすぎて勉強する時間が取れない嘆いている人も結構いると思います。
個人的な話なんですが、僕は転職する前、半端無い残業時間で働いていました、
命を削って働いた結果、基本給は高く無いものの年収が600万円を超えていました。
そんな時に思ったのが、「きつくて高い仕事より楽で安い仕事がしたい」でした。
多分、僕と同年代や若い世代の人なら共感してもらえる感覚だと思います。
そこでビルメンなど設備管理の仕事なら、楽で高い仕事は無理でも楽で安い仕事なら就けると思いました。
その第一歩として効果的なのが第二種電気工事士を取ることだったんです。
忙しい中勉強をしていたのですごく大変でしたが、無事に合格することができました
※実技試験は一度落ちていますが…
今回はこの情報を共有したいと思います。
過去問も隙間時間でイケる
第二種電気工事士の筆記試験時間は120分あり、難易度的に時間が足りなかったということは無いです。
なので、過去問も隙間時間で行えばオッケーです。
仕事が忙しいといえど、隙間時間を上手にやりくりすれば勉強はできます。
テキストの章末問題で特のも有りですし、過去問を買って前から順番にやるのも有りです。
ただし、複線図の書き方を練習する場合は机に向かってやりたいところです。
筆記試験は隙間時間を活用すれば合格点は取れる
第二種電気工事士の筆記試験は、暗記が7割方で、あとは計算問題と複線図関係です。
計算問題に関しても、テキストを読み込んで少し練習をすればと解ける問題がほどんどです。
これらの勉強は知識確保がメインで、隙間時間にテキストを読み込むだけでもどんどんできるようになります。
正直複線図を書けなくても点数面では合格できるわけですから、隙間時間を活用するだけで合格はできるようになります。
では、どのような手順で勉強すればいいのでしょうか??
オススメは以下の流れです、
1、ざっとテキストを一回読む(眺める)
だいたい3時間くらいとって、テキストを一通り読んでください。
というよりも、流して眺めるといった方が合っているかもしれません。
その際は隙間時間を活用しましょう。
例えば、通勤時間、昼休み、寝る前10分、早起きして10分…
この辺を活用すれば、1週間もあればテキストを一回眺めるくらいはできます。
それで知識をある程度つけてください。
2、過去問を解く
せめて試験一週間くらい前には解く。
ここは時間を作って!!
んで、過去4回分解く
それは全部理解する。
→これが一番重要、特に計算問題は
数字だけ変わって、出題された。
計算問題は、満点は難しいが八割は簡単に取れる。
んで、結果的に多分66〜72点は取れる。
勉強時間がない取れないと感じていても、筆記に関しては、まとまった時間はそんなにとれなくて隙間時間を活用すればも大丈夫です。
目安として、合計50分くらいの隙間時間が一日にとれればまぁ受かります。
50分と言うと敷居が高く感じるかもしれませんが、例えば、早起き30分、寝る前20分とかなら取れませんか??
個人的には、睡眠時間を削って寝る前一時間とかはオススメしないです。
明日の仕事もあるわけですしね。
僕の場合は、通勤時間に座れる時間帯が往復約60分取れたんで、基本は電車の中で勉強(ほぼ暗記)してました。
筆記試験で机に向かって勉強した時間は、5時間も無かったです。
実技は時間を確保しないとさすがにとれない
筆記に関しては隙間時間を活用すれば受かるとは思いますが、実技に関しては、まとまった時間を確保して練習をしなければ受かりません。
ガチのガチな初心者なら、
・被覆の剥きかた
・ランプレセプタクルの輪作りの方法
・コンセント廻りの作成
こららの作業の仕方もピンとこないかもしれません。
これらの工法は、テキストなどにも詳しく載っていてやり方等の知識をつけるには隙間時間で対応できますが、実際にできるのと、やり方を知っているは別問題です。
正直知っているだけでも勘のいい人なら作れるかもしれません。
でも、制限時間内に作りきることは勘のいい人でもできないと思います。
時間内に作りきる事も大事な作業の一つなんです。
短時間で合格したい場合は基礎を一通り覚えてみてやってみて、時間を計りながら一通り作り切ることが大事です。
テストは候補問題と同じか、ほんの少しいじったものが出題されます。
候補問題を作り上げるだけでも非常にいい練習になりますし、そこでできなかったこと、わからなかったことを勉強し、弱点をなくしていくことは非常に大事です。
ただ、その練習時間は工具等の準備や片付け時間、復習時間を含めて最低でも90分は確保したいところです。
効率よく勉強するには…
僕は、短時間で独学で受かりたかったので、被服の剥き方とかは気にせずに、まずは候補問題を時間を気にせずに作りきることから始めました。
一旦作りきることで、試験で必要とされる工具の使い方や複線図の描き方等を勉強できると感じたからです。
一番最初は、電工ナイフを利用して外装線や被服を剥いたり、ペンチを利用してランプレセプタクルの輪作りをしていたこともあって、候補問題第1問を作りきったのは1時間30分くらいでした(笑)
所定時間の倍掛かってる計算ですよね…
でも、慣れれば時間内に作りきることは可能です。
個人的には、候補問題を作りきることが一番の試験対策だと感じています。
結局候補問題のなかから試験は出題されるわけですしね。
ただ、それはある程度仕事や学校で工具を触っていたり、手先が器用な人の勉強法だとも思います。
また、工具や部材を一式揃えたりテキストを買い揃えたりというのは時間が掛かりますし正直面倒くさいです。
なので、忙しい人は通信教育等を使って効率よく勉強することがオススメです。
独学で工具を揃えたり、部材を集めるのは結構面倒ですが、通信教育ならそれも一括で行ってくれるものもあります。
工具を使わない仕事をしたり、筆記は得意でも実技は苦手(僕w)な人も結構いると思います。
通信教育には効率よく勉強し、最短で合格するノウハウも沢山つまっています。
なんだかんだ一番効率がいいのは、一発で試験を合格することです。
忙しいけど一発で合格したい、できれば短期間!!という人は通信教育を利用することがオススメです。